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水利権 (Water right)

2021.05.11 07:24

moono 閲覧数:46

★ 水利権 (Water right)

・河川や湖沼などから取水して使用する権利で河川管理者の許可が必要となる。・これを定めた河川法施行以前の既存の農業用水などは許可を受けたものとみなされ、慣行水利権(Traditional water rights)と称し、許可水利権(Permitted water rights)と区別される。農業用水は、代かき期や普通期など季節や時期によってその必要量が異なるため、期別の権利量も異なる。

 

★ 慣行水利権(Traditional water rights)

・水利権 (Water right)歴史的経緯の中で成立した水利秩序が、権利として社会的承認を得ているもの。
河川、ため池、渓流などのいずれについても発生するが、これが河川に係るものである場合、明治29年の河川法制定にあたり、水利使用慣行が河川法上の権利として位置付けられた。
さらに、昭和39年の新河川法(現行)の制定にあたっても、許可を受けたものとみなされている。

 

★ 許可水利権(Permitted water rights)

・新河川法(昭和39年施行)では、新たに河川の水の利用に当たっては、河川管理者の許可を得ることが必要となる。河川法に基づく手続きを行い、河川管理者から許可された水利権が「許可水利権」である。慣行水利権は、ダム建設や取水施設の統廃合、水路改修などの灌漑排水事業の実施に際して許可水利権に切り替えられてきている。

 

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