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★ 畑地灌漑(Field irrigation、upland irrigation) 

 灌漑は圃場に人為的に水を供給することであり、地目によって、畑地灌漑あるいは水田灌漑となる。畑地灌漑は、有効土層の水分保持能力を利用して間断的に水を供給するのが原則であり、水の供給位置は、樹上、樹下、地表、地中、地下である。水の供給方法によって、地表灌漑、散水灌漑、マイクロ灌漑、地下灌漑などに分類される。(農業農村工学標準用語辞典 p.63より)

 

日本では農地面積の約半分が畑地である(全耕地面積の45.7 %、2013年度統計、約200万ha)。 水田はその周りを畦で囲って、中干しなどの一時期を除いて、水田その中へ貯えられて、田面が湛水状態におかれる。 畑では、畑面が一次的に湛水することはあるが、最終的には畑の地中に水をしみこませて、有効土層に水を保持させる。

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