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 国際水田・水環境学会(PAWEES, International Society of Paddy and Water Environment Engineering)は、水田農業に関わる技術者の知識や経験を交換し、水田農業に関する芸術や科学の重要性を世界に発信することを目的として、日本、韓国、台湾の大学、研究機関が中心となり、2003年1月に設立されました。

 PAWEESでは、土地、水、環境をスコープとした水田農業関連分野の科学的知識と技術の進歩と普及を目的として、The Paddy and Water Environment (PWE)の英文誌を2003年3月に創刊しました。これまで、灌漑・排水、土壌・水資源保全、土地・水資源管理、水田の多機能化、農業政策、地域計画、生物環境システム、水田農業における生態系の保全・修復など、農業工学における水田農業関連の科学技術を網羅し、Springer-Verlag社が世界各国で発行・配布している国際的な英文誌になりました。

 

 PAWEESは、日本、韓国、台湾が担当となり、国際学会を開いています。2020年度は台湾の予定でしたが、新型コロナウイルスの影響による延期となりましたが、水田における水と生態系の国際ネットワーク(INWEPF)と協力して国際会議を開催したり、国際灌漑排水委員会(ICID)との協力ワークショップを開催したり、するなど、様々な国際機関との連携を深めてきています。PAWEESは、今後も水田農業の改善に向けて国際的に大きく貢献していくことが期待されています。

 

International Society of Paddy and Water Environment Engineering (PAWEES)

http://pawees.net

 

 

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