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農業土木とは

2018.09.11 09:14

moono 閲覧数:299

 生産環境学コースでは、森林・農地・水環境等の生産資源、ならびに農業土木や農業機械といった生産活動を管理・運用するシステムに関わる科目を学びます。

 そのなかで農業土木分野では、農業の生産性向上と農村の生活環境を整備して地域全体の持続的発展を図り、人と自然の調和、環境への配慮を重視した水・土などの地域資源を合理的に管理する科学技術を修得します。

日本の農業土木学は、東京都渋谷駅前に銅像が建つ忠犬ハチ公の飼い主としても知られる上野英三郎博士より始まり、現在は海外の農村開発においても活用されています。

 特に、土地改良区を中心とした日本の水管理システムは、世界の援助機関から評価され、発展途上国の参加型灌漑管理(Participatory Irrigation Management)のモデルとなっています。

農業土木分野の卒業後の進路は、国、県等の農業土木職公務員、大学、農研機構等の研究職、民間コンサルタンツ企業、JACA(国際協力機構)、国際開発コンサルタンツ企業などがあります。

 

 福島県は震災後、担い手不足、耕作放棄地の増加などの全国的な課題が加速しており、日本の将来の姿でもあると言えます。今後、福島の事例は次世代水管理システムの一つのモデルになるでしょう。

これから福島大学で学び、将来の農業農村のあり方を共に提案していきませんか。  

 

 ハチ公と上野博士の物語は、下記のサイトから

 http://www.en.a.u-tokyo.ac.jp/hachi_ueno_hp/hp/

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