ADCP（多層流向流速計）の導入と実習

水資源利用学研究室では、河川、用水路等で流量観測を行っています。

先日、TRDI社製 ストリームプロ ADCP（多層流向流速計：ストリームプロ）が納品されました。

学生時代に研究で使う院生がいたので、手伝ったことがありますが、ほとんど忘れていたので、メーカーの担当者に取り扱いについて説明していただき、研究室の学生と近くの川で練習をしてみました。

電磁流速計（LP-40）とともに、学生の卒業研究やプロジェクト研究等で活躍することを期待します。

★ADCPとは（メーカーホームページより）

河川流量計測用に開発された超音波ドップラー流向流速計です。ストリームプロ ADCPを河川に浮かべ、横断することにより、リアルタイムで流量を算出する事ができます。また、ボトムトラック機能は水深10cm以上から探地することができ、これまで計測が困難であった浅い水深の河川でも計測をおこなうことができます。 Bluetoothワイヤレス通信機能により、最大 100m（理論値）まで遠隔操作（コマンド設定、データ出力など）が可能です。

株式会社ハイドロシステム開発のホームページ

https://www.hydro-sys.com/detail.php?pid=11

★実習の様子